3人目が生まれて4日目。
朝から、なんとなく体が重い。
でも、そのときはまだ、
「ちょっと疲れてるだけだろ」
くらいに思っていました。
朝起きて、自分の身支度。
長男の学校の準備。
そして、起立性障害の長女の看護。
気づけば朝からずっと走り続けているような感覚でした。
そこへ母が助っ人として来てくれて、僕と入れ替わる。
実家が近いからこそ受けられる、この支え。
本当にありがたい。
感謝しかありません。
ただ、このときの僕はまだ気づいていませんでした。
自分の体も、そろそろ限界に近づいていたことに。
3人目が生まれて4日目。朝からずっと走っていた
3人目が生まれたばかり。
妻は入院中。
家には上の子どもたちがいる。
そして、僕は仕事がある。
当たり前のように朝が来て、
当たり前のように学校の準備をして、
当たり前のように仕事へ向かう。
でも、家族が増えた直後の「当たり前」は、今までとは全然違いました。
長男のこと。
長女のこと。
妻のこと。
生まれたばかりの赤ちゃんのこと。
いろんなことを頭の片隅で考えながら動いている。
そりゃ疲れますよね(笑)。
でも、こういうときって不思議なもので、
疲れていること自体に気づかない。
やることがあるから、動いてしまう。
母が来てくれて、本当に助かった
母が子どもたちを見てくれることになりました。
僕と入れ替わるように家に来てくれる。
実家が近いからこそできることです。
こういうとき、
「家族ってありがたいな」
と本当に思います。
自分ひとりで全部やろうとしたら、たぶん無理だった。
ましてや長女も本調子ではありません。
誰かがいてくれるだけで、安心感が全然違います。
今思えば、この時点でもっとちゃんと休めばよかった。
でも、当時はまだ、
「明日には妻と赤ちゃんが帰ってくる」
ということで頭がいっぱいでした。
明日は妻と赤ちゃんが退院する
いよいよ明日。
妻とベビーが退院します。
家族5人が、初めて自宅で揃う日。
そう考えると、自然と気持ちが高まりました。
仕事を終えて、急いで病院へ向かいます。
この日は寒かった。
バイクで走っていると、寒さで頬が真っ赤になる。
それでも、
「明日には帰ってくるんだな」
と思うと、ちょっと嬉しい。
妻は、もう退院準備を終えていた
病院に着くと、妻はすでに退院準備を整えてくれていました。
普段から妻の話は聞いているつもりなんですが、
仕事に追われていると、頭に入っていないことも多い。
今回も、
「そこまで準備してたの?」
と思うくらい、しっかり準備していました。
本当によくできた妻です。
改めて、
「ありがとう」
と思いました。
明日には帰ってくる。
家族5人の生活が始まる。
そのことを考えながら、家へ帰りました。
そして夜中、突然やってきた
帰宅後。
夕飯を食べて、お風呂に入る。
子どもたちと早めに布団へ。
いつもと変わらない夜のようでした。
でも、寝てしばらくすると——
ブルブル……
寒気で目が覚めました。
「……寒い。」
体が震える。
吐き気もある。
でも、吐けない。
「絶対、熱がある」
そう思いました。
ところが、体温を測ってみると、
36.9℃。
あれ?
高くない。
でも、明らかに体がおかしい。
体が限界を迎え、二度吐いた
そのまま浅い眠りを繰り返しながら朝を迎えます。
そして、限界を迎えました。
二度、嘔吐。
吐いたことで少し楽になったと思ったら、今度は下痢が続く。
白っぽい便。
ガスも多い。
頭をよぎったのは、
「これ、胃腸炎とかじゃない?」
ということ。
母に連絡すると、
「昨日のネギトロじゃない?」
と言われました。
そういえば、昨日食べた。
もしかしたら、自分で焼いた冷凍の豚肉かもしれない。
でも、原因は分かりません。
食べ物なのか。
疲れなのか。
別の何かなのか。
この時点では、僕には判断できませんでした。
ただ、一つだけ分かったことがあります。
体が完全に悲鳴を上げている。
「無理は後からくる」って、こういうことか
3人目の育児が本格的に始まる。
その直前でした。
まず僕が倒れかけました。
ちょっと笑えない(笑)。
でも、今振り返ると、
「そりゃそうだよな」
とも思います。
朝から子どもたちのことをやって、
仕事へ行って、
仕事が終われば病院へ行って、
家に帰って夕飯を食べて、
お風呂に入って、
また次の日が来る。
しかも、頭の中には常に、
「妻と赤ちゃんが明日帰ってくる」
ということがある。
気持ちは頑張れていても、
体は正直でした。
頑張ることと、無理をすることは違う
僕は昔から、
「多少無理してでもやる」
みたいなところがあります。
仕事でもそう。
何か新しいことを始めるときもそう。
「やると決めたんだから、やる」
と動いてしまう。
でも今回、改めて思いました。
頑張ることと、無理をすることは違う。
特に家族がいるなら、自分が倒れたら意味がない。
家族を守りたいなら、
自分自身の体もちゃんと守らないといけない。
頭では分かっていたことを、
体に教えてもらった感じです。
3人目育児は、家族みんなで始める
明日には妻と赤ちゃんが帰ってきます。
いよいよ5人家族の生活が始まる。
楽しみです。
でも、たぶん大変です。
だからこそ、
全部を自分たちだけで抱え込まない。
母に助けてもらう。
周りに頼る。
できないことは、
「できない」
と言う。
そして、父親である僕自身も、ちゃんと休む。
これから3人の子どもを育てていくためには、それも必要なんだと思います。
3人目だから余裕がある。
3人目だから慣れている。
そんなことはありません。
むしろ、12歳差、8歳差の子どもたちとの生活は、
新しい育児がもう一度始まる感覚です。
3人目が生まれて4日目。まず父親が休むことにした
3人目が生まれて4日目。
家族が増えて嬉しい。
明日が楽しみ。
でも、その前に自分の体が限界を知らせてくれました。
無理は、その場では気づかない。
「まだいける」と思っているときほど、後から一気にやってくる。
だから、
父親も、ちゃんと休まなきゃいけない。
家族を守るためにも。
子どもたちと長く一緒にいるためにも。
そして、これから始まる5人家族の生活を楽しむためにも。
明日は、妻と赤ちゃんが帰ってくる。
今度こそ、家族5人が揃います。
楽しみだなぁ。
……その前に、今日はちゃんと休もう。
