
この間朝起きたら、リビングのテーブルの上に息子から紙クズメッセージが。
「せいげんかけるな!」
これは夜22時以降もスマホをやらせてくれ!
1日のスマホ使用時間を増やしてくれ!との叫び。
ちょっと他の家庭のことも気になるのでいろいろ教えてください!
小学生のスマホ制限時間、他の家庭ってどうしてる?
最近、親たちの間で話題になるのが「小学生のスマホの使いすぎ問題」。
特に夏休みや土日など、時間がたっぷりある日は「どこまでOKにするべきか」で頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
うちの小6の息子には、「平日は6時間、休日や夏休みは10時間までOK」というルールを設けています。
一見すると「長すぎる!」と思う方もいるかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。この記事では、
- 他の家庭のスマホルールはどうなっているのか?
- 小学生にとってベストなスマホ時間は?
- 親が意識したい「スマホ以外の時間」の作り方
について、リアルな体験を交えてお伝えします。
うちの小学生のスマホルールは「最大10時間」
なぜ10時間もOKなのか?親の考えとは
「えっ、10時間も!?」と驚かれるかもしれませんが、我が家では「使うなら自己管理も含めて徹底的にやらせよう」という考え方。
もちろん、ダラダラとYouTubeやゲームを見ているだけでは意味がありません。
そこでルールとして、
- 勉強を終わらせてから使う
- 使うアプリやジャンルを制限
- 使用時間は定期的にチェックさせる
といった“ただの娯楽”にならないような使い方を意識させています。
(実際は難しいですけど・・)
とはいえ、息子からは「もっと使いたい!」という要望もあります。
そのたびに、「じゃあ他に何がしたい?」と問いかけて、スマホ以外の選択肢も見つけられるような環境作りを心がけています。
他の家庭の平均は?小学生のスマホ時間事情
平均は「2〜4時間」が多数派。でも…
文部科学省の調査によると、小学生のスマホやゲームの平均利用時間は2〜4時間が最も多い層。
ただし、夏休みや休日になると一気に増え、4〜6時間以上使っている子どもも全体の30%以上にのぼるとのデータもあります。
つまり、「うちだけ特別」というわけではなく、現代の子どもにとって、スマホは身近な日常ツールだということ。
使い方で未来が変わる
スマホ時間の”長さ”よりも、重要なのは「何にどう使っているか」です。
たとえば、以下のような使い方をしている子は、親としても応援したくなります。
- プログラミングアプリでゲーム制作に挑戦している
- YouTubeで語学学習やドキュメンタリーを見ている
- 音楽アプリで曲を作っている
こういった利用法を広げるために、子ども向けの知育・学習系アプリや、フィルタリング機能つきのキッズ向けスマホを導入するのも有効です。
スマホ以外にも夢中になれることを見つけてほしい
「制限する」より「選ばせる」スタイルへ
息子にはスマホ以外にも、もっと夢中になれることを見つけてほしい。
そう思い、今年から取り入れたのが「選択制の自由時間」。
- スマホ
- 読書
- 自由研究
- 外遊び
- ピアノやギターの練習
などをリスト化し、1日のスケジュールの中で「どれにどのくらい時間を使いたいか」を息子自身に決めさせるようにしました。
すると、自然と「今日はピアノ弾いてみようかな」「〇〇の本読みたい」と、スマホ以外の選択肢にも手が伸びるようになってきたんです。
将来のために今、必要なこと
小6という時期は、自己肯定感を育てる大切な時期でもあります。
- 失敗してもいいから何かにチャレンジする経験
- 「できた!」という成功体験
- 「やりたい!」という興味の芽をつぶさない環境
こうした土台は、スマホの「制限」だけでは育めません。
親としてできることは、スマホを完全に制限することではなく、”スマホ以外の世界”にも導くことだと感じています。
【まとめ】スマホ時間は「悪」ではない。親の関わり方で未来が変わる
「スマホ=悪」と思いがちですが、実は使い方次第で学びの道具にも、創造のきっかけにもなるのが現代のスマホです。
小学生のスマホ制限時間は「何時間までが正解」という正解はありません。
大切なのは、
- 子どもがどう使っているか
- 親がどう関わっているか
- 他に熱中できることを用意できているか
という視点。
「制限」ではなく「選択」の自由を与えながら、子どもが自分の未来を切り開けるように、親としてサポートしていきたいですね。