完全母乳って、実はすごい。妻が1年間与え続ける「母乳」をミルク代に換算してみた

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我が家の3人目は、完全母乳で育っています。

ふと、こんなことを思いました。

「1日に何回、母乳をあげてるんだろう?」

新生児の頃は、2〜3時間おきに授乳することも珍しくなく、1日8〜12回程度になることもあります。1回の授乳に左右合わせて10〜20分ほどかかるのが目安だそうです。

つまり妻は、昼も夜も関係なく、何度も何度も赤ちゃんに母乳を与えている。

もちろん、赤ちゃんに必要なものだから「当たり前」と言えば当たり前なのかもしれません。

でも、父親になった今の僕には、

「これ、相当すごいことじゃない?」

と思えて仕方ありません。

そこで今回は、完全母乳で育てている妻への感謝も込めて、

「もしこれを全部ミルクに置き換えたら、いったいいくらかかるんだろう?」

と計算してみました。


目次

母乳は1日何回くらい飲むの?

まず気になったのが、授乳回数。

新生児の場合、母乳はおおよそ2〜3時間ごとに必要になるため、1日8〜12回程度になることがあります。

1回の授乳が10〜20分程度だとすると……

単純計算で、

項目目安
1日の授乳回数8〜12回
1回の授乳時間10〜20分
1日に授乳している時間約80〜240分
1か月約40〜120時間

こうやって数字にしてみると、改めてすごい。

もちろん赤ちゃんによって回数も時間も違いますし、月齢が進めば授乳間隔も変わっていきます。

でも少なくとも新生児期は、

「ちょっとおっぱいをあげて終わり」

という話ではありません。

夜中でも起きて、赤ちゃんに授乳する。

それを毎日繰り返す。

僕は隣で寝ているだけのことも多いけど、妻はそうはいかない。

そう考えると、頭が下がります。


じゃあ、完全ミルクだったらいくらかかる?

ここからは、あくまで「母乳をミルクに置き換えた場合の概算」です。

母乳は1回にどれだけ飲んだか正確に測れるものではありません。

そこで今回は、明治の公式サイトに掲載されている月齢別の調乳量を参考にして計算してみます。

明治の目安では、例えば生後1〜2か月なら1回120〜160mlを1日6回、3〜5か月なら1回200mlを1日5回などとなっています。

これをざっくり計算すると、こんな感じです。

月齢別にミルク代を計算すると

※1回量・回数はメーカーが示す目安を参考にした概算です。
※実際の授乳量やミルクの使用量には個人差があります。

月齢1日の調乳量の目安1か月のミルク量ミルク代の目安
0〜1か月約560〜700ml約17〜21L約9,000〜11,000円
1〜2か月約840ml約25L約13,500円
2〜3か月約840ml約25L約13,500円
3〜5か月約1,000ml約30L約16,000円
5〜7か月約1,000ml約30L約16,000円
7〜9か月約1,000ml約30L約16,000円
9〜12か月約1,000ml約30L約16,000円

現在の販売価格の一例として、明治「ほほえみ」780gが税込3,076円、800gの商品では3,186円程度から確認できます。

この価格を基準にすると、1年間すべてをミルクで育てた場合の費用は、ざっくり18万円前後になる計算です。

1年間で考えると……

項目概算
1日約500円
1か月約15,000円
6か月約90,000円
1年間約180,000〜190,000円

もちろん、これはあくまで「粉ミルクだけ」の概算。

実際には、哺乳瓶や消毒用品などの費用もあります。

逆に、完全母乳ならミルク代がゼロになるから得、という単純な話でもありません。


でも、僕が「18万円」と計算してみて思ったこと

最初は、

「母乳って、ミルクにしたらいくらなんだろう?」

という、ちょっとした疑問でした。

でも、数字を出してみたら、なんだか違う感情が出てきました。

18万円分の母乳を無料でもらっている。

……という話ではないんですよね。

妻が自分の体を使って、毎日赤ちゃんに栄養を与えている。

夜中に起きる。

眠い。

疲れている。

それでも授乳する。

それを何か月も続ける。

そう考えたら、

「妻、すごいな」

という、ただそれだけでした。


母乳を「お金」に換算することに意味があるのか?

正直、母乳をミルク代に換算すること自体に、そこまで意味はないと思っています。

母乳には単純な「商品価格」があるわけではありません。

だから、

「完全母乳なら18万円お得!」

という記事にしたいわけでもありません。

むしろ僕が伝えたいのは、

普段あまりにも当たり前になっていることを、数字にしてみると、その大変さに気づけることがある。

ということ。

毎日の授乳もそう。

オムツ交換もそう。

夜泣き対応もそう。

赤ちゃんのお世話は、誰かがやっているから家庭が回っています。

そして我が家の場合、その中心にいるのは妻です。


何回授乳したかなんて、妻は数えていない

この記事を書くために調べてみて、

「1日8〜12回か……」

と思った僕。

でも妻からしたら、

「今日は何回だったかな?」

なんて、いちいち数えていないかもしれません。

泣いたら授乳。

欲しそうなら授乳。

夜中に起きたら授乳。

また寝る。

そして朝が来る。

そんな毎日を繰り返している。

しかも、母乳を作るのも妻の体です。

僕には代わってあげることができません。

ここが、父親としてちょっと歯がゆいところでもあります。


「ありがとう」くらいは、ちゃんと言おうと思った

3人目の子育て。

長男、長女のときも妻には感謝していたつもりです。

でも、45歳になった今、改めて思います。

妻、本当にありがとう。

母乳を何回あげたとか。

ミルクに換算すると何万円になるとか。

そんな数字よりも、

毎日、自分の体力を使って赤ちゃんを育ててくれている。

その事実のほうがずっと大きい。

僕は仕事に行って、家に帰ってきて、ご飯を食べて、寝る。

でも妻は、赤ちゃんが生まれた瞬間から「お母さん」として24時間営業です。

しかも、まだ我が家には上の子が2人いる。

改めて考えると、本当に大変だと思います。


これから母乳を卒業するまで、何日あるんだろう

母乳をいつまで続けるかは、それぞれの家庭や親子によって違います。

だから、

「○歳まで続けるべき」

という話ではありません。

我が家も、そのときが来たら自然に卒業していくんだと思います。

でも、ふと思う。

この小さな口が妻のおっぱいを飲んでいる姿を見られるのも、あと何日なんだろう。

そう考えると、今この瞬間も貴重なんですよね。

毎日の授乳は、妻にとっては大変な仕事。

でも僕にとっては、

家族が5人になったことを実感できる、大切な時間でもあります。


まとめ|ミルク代を計算したら、妻への感謝が増えた

今回、完全ミルクにした場合の費用をざっくり計算してみました。

1年間で約18〜19万円。

もちろん、赤ちゃんによって飲む量は違うので、あくまで目安です。

でも僕が本当に伝えたいのは金額ではありません。

妻が毎日、何度も授乳してくれていること。

眠い夜も、疲れた日も、赤ちゃんのために自分の体を使ってくれていること。

それを改めて考えたら、

「ありがとう」

という気持ちが強くなりました。

ミルク代に換算すれば、約18万円。

でも妻がやってくれていることの価値は、そんな数字では表せない。

3人目の子育てをしながら、僕も「父親としてできること」をもっと増やしていきたいと思います。

妻へ。

毎日、本当にありがとう。

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