今回は、
「自分をさらけ出して、特定の1人に向けて歌詞を書くべし!」です。
*作詞についての他ぺージもご覧ください。


歌詞を書いてみたもののあまり共感してもらえないということはないでしょうか?

自己満足の歌詞?

あまり共感してもらえない
きっとそれには原因があります。
しかも簡単な原因です。
答えは↓ここにあります。
特定の人に向けて歌詞を書く
特定の1人だけに向けた歌詞を書く方ということです。
それはなぜか?
大勢の人に向けた歌詞を書きたくなる時はありますが、
沢山の人に共感してもらいたい=誰にでもあてはまるような言葉
をしてよくしてしまうんです。
これはたくさんの人に
- 気に入ってもらいたい
- 共感してもらいたい
などの思いから知らない間に大勢の人に向けた歌詞になってしまってる時があります。
決して悪いことではありませんが、
言葉の強さ(パワーワード)としても弱くなります。
弱くなるというのは「ありふれた言葉」という事です。
ですが、むしろその逆で、
特定の人に向けた歌詞・ワード・言葉選びをした方が大勢の方に好まれる場合があります。
不思議なものでこれは経験からですが、
実際に自分の曲の中でも数字(CD売上枚数・ダウンロード数など)として差が出てきていました。
もっとよく言えば、特定の人がモデルとなっているので、
歌詞としての言葉もサクサク出てきます。
5W1Hを覚えておくといいでしょう。
5W1Hとは、英語の疑問詞のことで、
POINTWhen? いつ?
Where? どこで?
Who? 誰が?
What? 何を?
Why? なんで?
How? どうやって?
これを特定の人の事を考えながら書き始めると勝手にストーリーが作られてきます。
そして、先ほどとは逆に、
言葉の強さ(パワーワード)としても強くなります。
強くなるというのは「リアルな言葉」という事です。
自分をさらけ出さないと共感してもらえない
次に、自分が書いた歌詞に共感してもらいたかったら、
さらけ出したほうがいいです。
「何を?」
自分自身をです!
ソングライターは裸なのです。
自分の体験談・経験談というのはリアリティがあり共感を生む事が多いでしょう。
リアリティを感じないと共感が出来ないのは仕方がないことです。
自分が失恋してる時に失恋がテーマの曲を聞いて共感したり、
夢を叶えたい人が、応援歌がテーマの曲を聞いて共感するのと同じです。
ですが、自分をさらけ出しても共感してもらえないことなんてザラにあります。
たまたま聞き手の人にハマってくれれば、すごい威力のあるパンチかのような衝撃を与えられることが出来ると思います。
人の人生の一部となれるような歌詞を書くには、
まず自分をさらけ出さないと、聞き手の人もさらけ出してはくれないものです。
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