片耳難聴と向き合う日々:見過ごされがちな小さな悩みたち
こんにちは、ハルです。
片耳難聴を抱えている私が日常生活で感じている「小さな困りごと」を共有したいと思います。
片耳難聴は外見からは分かりにくいものです。
だからこそ、「こんなことが実は大変(汗)」と少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
片耳難聴ってどんな感じ?生活の中で感じるリアルな影響
片耳が聞こえないと、「ちょっと不便そう」くらいに思われるかもしれません。
でも、実際には音の方向が分からなくなったり、騒がしい場所で会話が難しかったりと、日常のあらゆる場面で小さなハードルを感じることが多いんです。
例えば…
- 後ろから呼ばれても気付きづらい
- 電話が苦手になる
- 会話中に「聞き返しすぎて申し訳ない」と思う瞬間
ここからは、そんな片耳難聴者の日常を「あるある10選」としてお届けします。
片耳難聴あるある10選:これが私たちの日常です
① 立ち位置や座る位置に敏感になる
友達と並んで歩くとき、無意識に「聞こえる側」を友達側にしたり、
お店などで座る位置も、必ず「聞こえる側」をテーブルの中心に向けています。
反対側だと会話が聞こえなくて気まずい空気になったり、会話の内容が把握できないことも。
② 騒がしい場所での会話はとにかく大変
騒がしい場所での会話はとにかく大変です。。片耳しか使えないと、誰の声を拾えばいいのか迷子になります。でも、その場を壊さないように笑顔でごまかすのが得意技。
話すたびに「聞こえる側」の耳を近づけるのも大変。
③ 読唇術が身に付く
相手が話しているのを聞き逃さないように、相手の声に集中していても聞き取れない場合もしばしば。
そこで自然と身に付いていた「読唇術」のスキル。
たまに遠くから話しかけられて、声が聞こえなくても「読唇術」で乗り切れることもあります。
④ 長時間の電話は疲れる
仕事の電話や友人との会話で、長時間の電話は片耳難聴がハードルになります。
両耳が聞こえている方は、片耳が疲れると交互に耳を使いますが、片耳難聴だとそれができません。
耳の周辺が熱くなって疲れもどっと感じることも。
⑤ 音の方向がわかりづらい
音の方向感覚が狂うため、人混みの中などで名前を呼ばれても、どこで呼ばれているかわからないことも。
運転中に救急車のサイレンが聞こえるもどこの方向から走ってきているのかもわからない時があります。
⑥ 運転中の会話が大変
僕の場合は、左耳が聞こえません。そのため運転中(右ハンドル)だと聞こえる右耳が窓に向いているため、窓を開けていると助手席の人の声が聞こえないんです。
そのため、運転中は窓は閉めて会話に集中できるように、運転席側の窓を閉めてます。
⑦ イヤホンは片方あればいい
イヤホンは片方あればいいです。両耳分いらないので半額にしてください(笑)
それ言うと、「聞こえない側」の耳にイヤホンをしていないと普通に聞こえると思われて話しかけられます。
⑧ 音の立体感がわからない
サラウンドってなんですか?(笑)右耳、左耳で聞こえてくる音が違う?どんどん近づいてくる感じがする?包み込まれるような音響..?わかりません。
言ってしまえばステレオ感覚がわかりません。モノラル最高ー!!
⑨ 片耳難聴の人に出会ったことがない
自分自身が片耳難聴であるにも関わらず、「同じような人に出会ったことがない」と感じる人は多いのではないでしょうか。
外見ではわかりにくいこともあり、「片耳難聴の人ってどのくらいいるんだろう?」と思ったりします。
誰かと話していて、「実は私もなんです」と言われることがあれば、勝手に親近感を抱きそうです。
⑩ 聞こえる側が聞こえなくなったら…と考えてゾッとする
片耳難聴者なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。「もし、聞こえる側の耳まで聞こえなくなったらどうしよう?」と。
普段はあまり意識していなくても、疲れたときや体調が悪いときに、ふとした音の聞こえ方に不安を感じる瞬間があります。
「この耳は絶対に大事にしないと!」と、日々健康管理に気を配るきっかけにもなっていますが、それでも頭をよぎる不安に対して無力感を覚えることもあります。
片耳難聴でも毎日を快適に!私が実践している工夫
片耳難聴の生活を少しでも快適にするために、私が試している方法をご紹介します。
- 座る位置を工夫する:会話では聞こえやすい側に相手を座らせる。
- 骨伝導イヤホンを活用:両耳の負担を軽減しながら音楽や通話ができる。
- 周囲に軽く伝える:「ちょっと聞こえにくいからこっち側で話してね」と伝えるだけでも楽になります。
もし片耳難聴に悩んでいる方がいれば、ぜひ試してみてください。
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「耳を塞がないからこそ、片耳難聴の私でも安心して使える」
片耳難聴の人にとって、「耳を塞がない」というのは結構大事なこと。
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最後に:片耳難聴のことを知ってほしい
片耳難聴のある私たちにとって、小さな工夫や周囲の理解が本当にありがたいです。このブログが、少しでも片耳難聴について知ってもらえるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!