
こんなお悩みはありませんか?
- ビブラートができない
- ビブラートが続かない
- ビブラートのやり方がわからない
歌唱テクニック「ビブラート」
ビブラートは歌唱テクニックのひとつで、
声を伸ばしたり、震わせたりして歌に抑揚や感情をつけるテクニックです。
プロの歌い手ともあれば、出来ない人はいないのではないと言っても過言ではないほどのテクニックの初級編です。

お悩み解決します♪
ビブラートとは
歌唱テクニックのひとつ「ビブラート」
歌唱において声を伸ばすとき、その声のキーを保ちながら、声を揺らしたり震わせたりすることです。
揺れ幅が一定で、キーの上下幅も一定が理想のビブラートで、聞き手からも嫌な印象は受けません。
- 息を吸います
- 声を発します
- 「あ〜〜〜〜〜〜」
- 揺れ幅、キーの上下幅も一定にする
※人それぞれ揺れ幅やキーの上下幅が違います。
ビブラートには種類がある
横隔膜のビブラート
横隔膜するビブラートは、1番理想的なビブラートと言えます。
揺れ幅や速さをコントローすしやすく、習得してしまえばとても安定感もあり、深い奥行きのあるビブラートになります。
横隔膜のビブラートを習得できれば、今後の歌い手活動に大きな武器となります。
喉のビブラート
喉のビブラートは、感覚としては横隔膜のビブラートと近いですが、吐いた息を喉を開け閉めする感覚です。
喉のビブラートは横隔膜より細かい間隔のビブラートを使えるようになります。
その細かいビブラートは「ちりめんビブラート」と呼ばれることもあり、イメージとしては宇多田ヒカルさんのような細かく声が震えている感じに聞こえるビブラートのことです。
喉にも負担があり喉の横隔膜がクセとなってしまうことは避けたいです。
口のビブラート
口のビブラートは、声を出しながら口を開け閉めして揺れ幅とキーの上下幅を震わせます。
口のビブラートはやろうとすると意外と難しく、なかなか簡単にはできないかもしれません。
イメージとしては、泣きながら話した時のように口または唇が震えている感じです。
志村けんさんのコントの「ひぃちゃん」を見ていただけますとイメージしやすいかと思います。
デメリットとしてはピッチが安定しなくあまりおすすめできません。
ビブラートのやり方
横隔膜のビブラートを習得するのが基本的には理想です。
なぜなら横隔膜のビブラートは、聞き手には不快感や違和感を感じさせないスタンダードなビブラートだからです。
自然に声や言葉を震わせることができるので、素の歌声を使えています。
ロングトーン
ロングトーンとは、ボイトレの基礎練習のひとつで、
同じ音、キーを長く伸ばすボイトレです。
このロングトーンでは横隔膜を鍛えるトレーニングになるので、横隔膜の張りを感じることができます。
さらに、ロングトーンの延長線上にビブラートを繋げることができます。
ロングトーンは息を深く吸って、出来るだけ長く続けるトレーニングなので、そのうち息が保たなくなります。
だいたい息を4〜50%くらい吐いた後に、80%くらいまで息を吐く、この間くらいが1番ビブラートがやりやすいです。
なぜなら、歌唱時にビブラートが使われる場面は、歌い終わりが多いからです。
その際もだいたい息を4〜50%くらい吐いた後だからです。
ドッグブレス
ドッグブレストは、犬のように舌を出して「ハーハー」と多少息の荒い犬の真似をするトレーニングです。
このドッグブレスをすることで、横隔膜が動いているのを確認できると思います。
犬のようにあんなに小さな体でもとても大きくて響く鳴き声が出せるのも横隔膜がしっかり発達していることが分かりますよね。
ドッグブレスでは、ロングトーンのようにビブラートを意識するのではなく横隔膜の揺れを体で覚えることを目的としています。
この横隔膜の揺れを体感で覚えることにより横隔膜のビブラートが自然とできるようになります。
- 息で「ハーハー」
- 声で「ハーハー」
- 低い声で「ハーハー」
- 高い声で「ハーハー」
- アイウエオの母音を順番に
- 裏声で「ホーホー」
色々なやり方で試してみましょう。
ドッグブレスを意識することで、横隔膜も鍛えられてビブラートの他にも良い効果をもたらせてくれます。
まとめ|ビブラートは絶対に習得したほうが良い
「ビブラート」は歌唱テクニックなので習得できるようにしましょう。
自然と出来ている方も多くいますが、横隔膜のビブラートが望ましいので自分のビブラートが横隔膜のビブラートなのかをチェックしましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]