ライブ本番で歌詞カードや譜面を見ないほうがいい理由|元シンガーが本音で語る現場のリアル

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目次

ライブ本番中に歌詞カードや譜面を見ないほうがいいと思う理由

ライブに立つ側なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるはずです。

  • 歌詞カードや譜面って、見てもいいの?
  • もし使うなら、どこに置くのがベスト?

この記事では、
元シンガーソングライターとして実際にライブを重ねてきた経験から、
この疑問に正直にお答えします。


結論:歌詞カードや譜面は「格好が悪い」ではなく「格好が良くない」

いきなり結論から言います。

ライブ本番中に歌詞カードや譜面を見るのは、格好が良くない。

ここ、かなり大事なので言い切ります。

誤解してほしくないのは、
「ダメ」「恥ずかしい」「下手」という話ではありません。

“格好が悪い”ではなく、“格好が良くない”
この微妙な違いが、ライブでは決定的になります。


全曲暗記は正直キツい。でも、できなくはない

もちろん現実的な話もあります。

  • ワンマンライブ
  • 曲数が多い
  • 全部オリジナル曲

これ、全曲の歌詞と譜面を覚えるのは正直しんどいです。
経験者ならわかると思います。

でも──
できなくはないんですよね。

最初から「覚える前提」で練習すれば、
時間はかかっても必ず到達できます。

そして、そこまで準備して立ったステージは、
自分でも驚くほど景色が違います。


歌詞カードを見る=お客さんを見ていない、という事実

ここで一つ、シンプルな話をします。

歌詞カードや譜面を見るということは、
お客さんを見ていない時間が確実に存在するということです。

ライブって、

  • 音を届ける場所
  • 歌を披露する場所

でも同時に、
“人と人が向き合う場所”でもあります。

目を合わせて歌う。
表情を感じ取る。
空気の変化を読む。

それらは、紙を見ていたら絶対に拾えません。


「覚える前提」で練習すると、立ち姿が変わる

最初からこう決めて練習するとどうなるか。

「本番では歌詞カードを見ない」

すると不思議なことが起きます。

  • 覚え方が変わる
  • 歌い方が変わる
  • 立ち姿が変わる

結果、
ライブ中の“格好良さ”が一段階上がるんです。

これはテクニックの話じゃありません。
姿勢の話です。


音楽番組を観ていて感じる「残念な違和感」

テレビの音楽番組を観ていて、
こんな経験はありませんか?

  • なぜか1小節ごとに視線が斜め下に行く
  • マイクスタンドの下あたりをチラチラ見る
  • テレビには映らない位置なのに、なぜか分かる

あれ、ほぼ確実に歌詞カードです。

見えないように工夫しているのに、
「見ていることが伝わってしまっている」

これが一番、格好が良くない。


バレない置き方の問題じゃない

「じゃあ、バレない位置に置けばいいのでは?」

たとえば、

  • カメラの上
  • 正面の少し先
  • 視線を落とさずに見える位置

確かに、技術的には可能です。

でも問題はそこじゃありません。

“見ている姿勢そのもの”が伝わるんです。

観ている側は、思っている以上に敏感です。


それでも「譜面アリ」でもいいと思うケース

とはいえ、
完全にNGだとは思っていません。

歌詞カードはNG、譜面はアリなケース

条件付きでアリだと思うのは、こんな場合です。

  • ギターボーカル
  • ピアノボーカル
  • 演奏+歌がメインのスタイル

この場合、
譜面を“堂々とステージに置く”のはアリだと思います。

ただし、条件があります。


譜面アリの絶対条件は「演奏力」

これだけは外せません。

演奏が上手いこと。

これに尽きます。

  • 演奏が安定している
  • 音楽に説得力がある
  • 観ていて安心できる

これがあって初めて、
譜面が「逃げ」ではなく「スタイル」になります。

逆に、
演奏が未熟なまま譜面を見るとどうなるか。

ただの「へたっぴ」に見える
これはかなりシビアな現実です。


お客さんは「音楽への姿勢」を見ている

多くの人が勘違いしていますが、
お客さんは音だけを聴きに来ているわけではありません。

  • どんな覚悟で立っているか
  • どれだけ準備してきたか
  • その音楽にどれだけ本気か

全部、伝わっています。

だからこそ、

  • 歌詞カードを見るかどうか
  • 譜面に頼るかどうか

これは、
音楽に対する姿勢そのものなんです。


まとめ:格好良さは「覚悟」から生まれる

歌詞カードを見る・見ないは、
技術論ではありません。

覚悟の話です。

  • お客さんと向き合う覚悟
  • 音楽を背負う覚悟
  • ステージに立つ覚悟

それが結果として、
“格好の良さ”として伝わる。

僕はそう思っています。

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