強迫性障害と向き合う方法|「気にしない」ができなかった僕が少し楽になった話

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目次

「もう、気にしない」が一番むずかしい

「もう気にしないしかない」

頭ではわかっているんです。
でも、それができないから苦しい。

ミスしても大丈夫。
怒られても気にしない。
今の仕事以外にも道はある。
生きていればオールOK。

そんな言葉を何度も自分に言い聞かせてきました。
だけど、強迫性障害を抱えていると、その当たり前が一番できない

強迫性障害の「確認行為」が止まらない理由

強迫性障害の特徴のひとつが、
確認したあとに、最悪の想像をしてしまうことです。

「さっき確認したよな?」
「でも、もし見落としてたら?」
「火事になったら?水漏れしたら?」

この“もしも”が頭の中で勝手に膨らんでいく。
だから、

  • もう一度確認
  • それでも不安で、さらに確認
  • 最後は写真まで撮る

それでも安心できない。

確認しても安心が手に入らない
これが本当にしんどい。

僕がやっていたリアルな確認行為

これは全部、僕が実際にやっていたことです。

  • コンセントは冷蔵庫以外すべて抜く
  • 冷蔵庫のドアが閉まっているか何度も押す
  • 本当はブレーカーを落としたい衝動
  • 水道は全チェック後、元栓やメーターまで閉める
  • 洗濯機は止水できるところは全部止める
  • ガスは火が出ていないか何度も確認
  • コンロのスイッチ部分を写真に撮る
  • お風呂のリモコンは必ず電源オフ
  • 各部屋の照明、エアコンを順番に確認
  • 玄関の鍵を閉めてはガチャガチャ
  • 閉めたのに、またガチャガチャ

そして外に出たあと、ふとこう思う。

「…あれ?
 電気、ちゃんと消したっけ?
 ガス、水道、全部確認したよな?」

もう一度戻りたくなる。
正直、自分でも思います。

「これ、病気だよな」って。

「一回確認したら終わり」と決める勇気

今年に入ってから、少しだけ変わりました。

「一回確認した。
 だから、もう大丈夫。」

そう言い切るようにしたんです。

ここがポイントで、
安心できなくても終わらせる。

強迫性障害の人にとって
確認をやめる=無責任に感じる行為です。

でも実際は、

  • 一回確認して問題なかった
  • 今まで何度も同じことをして、事故は起きていない

この事実を信じる練習。

正直、めちゃくちゃ怖いです。
これは楽になる行為じゃなく、勇気のいる行為

「気にしない」は才能じゃなく、慣れだった

不思議なことに、一回できると少し慣れてきます。

完璧に安心できるわけじゃない。
でも、

「あ、前も大丈夫だったな」

その記憶が、ほんの少し支えになる。

強迫性障害と向き合うって、
一気に治すことじゃない

「不安を抱えたままでも動けた経験」を
少しずつ増やすことなんだと思っています。

40代になって思うこと

40代になると、
仕事、家族、将来…
気にすることが増えます。

だからこそ、
全部を完璧にしようとすると壊れる。

今の仕事以外にも道はある。
失敗しても人生は終わらない。
生きていれば、オールOK。

これは綺麗事じゃなく、
不安と一緒に生きるための現実的な考え方だと、今は思っています。

まとめ:強迫性障害は「なくす」より「付き合う」

強迫性障害は、
気合や根性で消えるものじゃありません。

でも、

  • 一回で終わらせる勇気
  • 不安が残っても動く経験
  • 自分を責めすぎない視点

これらは、少しずつ積み重ねられる。

今も不安はあります。
でも、前よりは確実に楽です。

同じように苦しんでいる人がいたら、
「自分だけじゃない」と思ってもらえたら嬉しい。

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